取っておきたい資格⑱宿泊業技能測定試験(特定技能測定試験)
2020年3月19日(木)
2019年4月から創設された新たな在留資格「特定技能」。今まで、技術・人文知識・国際業務ビザでは、「企業などで従事する職務内容がいわゆる単純労働とみなされるものではないこと」、「学歴や職歴が企業での職務内容と合致する必要」があり、宿泊業のスタッフの仕事の一部(配膳や荷物運搬、清掃など)は単純労働とみなされ認められませんでした。しかしこの特定技能ビザにより、単純労働とみなされていた職種で働くことや、日本語学校を卒業した留学生や職務とは関係のない分野を専攻した専門学校生(服飾専門学校など)も特定技能ビザの試験を受ければ働くことができるようになりました。
宿泊業技能測定試験を受験できる者は、試験実施日当日において年齢17歳以上の外国人で、退学・除籍処分者、難民申請中、技能実習中、技能実習からの失踪者、中長期滞在者以外(短期滞在者)などは受けることができません。
申し込みはインターネットを通じて一般社団法人宿泊技能試験センターホームページより行ってください。
《試験内容》
「筆記試験」と「実技試験」があります。
出題範囲:宿泊業のフロント業務、企画・広報業務、接客業務、レストランサービス業務ならびに安全衛生および宿泊業の基本事項について。
<筆記試験>
出題形式:選択式真偽法(マークシート方式)、60分、30問
<実技試験>
出題形式:口答による判断等試験(従業員になったつもりでの受け答え)、5分程度、6問
■合格基準
筆記試験、実技試験、それぞれ正答率が65%以上。
《受験料》
2,000円+銀行振り込みの手数料
《受験地》
日本:札幌/仙台/東京/名古屋/大阪/広島/福岡/那覇
受験登録、必要書類・受験地・受験時間の確認は、詳細は公式HPをご覧ください
https://caipt.or.jp/