どんなに素晴らしいホテルでも、セールスの仕事は非常に重要です。
一般的に、結婚式・披露宴、宴会、祭事などを行うホテルでは法人向けの営業担当者がおり、セールスから打合せ、管理まで担当します。
宴会や婚礼の売上高はホテル収入全体の約50%に達すると言われ、客室と異なり客単価が伸ばせる宴会は、主力商品としての役割を担っています。
ホテルは飲食店よりも商圏が広くなるため、周辺地域だけではなく、一都市内の決起集会、納涼会、謝恩会など高い確率で宴会を行うと予想される団体に対して営業をかけていくため、話術の他に粘り強さも必要でしょう。
営業職に就くにあたって、必要な資格や学歴はありません。ただ、営業マンは顧客からの信頼が最も重要です。一定の資格を持っていれば、より信頼感が強まります。ホテルの知識がしっかりと身に付いていれば、安心感が更に高まるでしょう。また、自動車免許があれば活動範囲が広がります。