宿泊予約業務は、文字通り顧客からの宿泊予約を受付を担う業務です。ホテルによってはフロントが宿泊予約を兼務することもありますが、宿泊予約の専門カウンターや部署を設けているケースがあります。
電話やFAX、Webサイトから寄せられる宿泊の予約をはじめ、予約の変更やキャンセルの受付が主な業務となっており、婚礼やレストランといった客室以外の予約に関する業務を担うこともあります。ホテルビジネスの基盤ともなる利用客の確保に関わることに加え、顧客といちばん最初に接するため、対応ひとつでホテルの評価を左右する重要な役割を担う業務といっても過言ではないでしょう。
日本国内はもちろん、海外の顧客から寄せられる予約や問い合わせに対応することが多いのが宿泊業務の特徴。そのため、応募条件に語学力が求められることがあるほか、宿泊客の氏名や連絡先といった情報をシステムで一元管理しているケースが多いため、パソコンの操作スキルを磨いておくと有利に働く傾向にあると言えるでしょう。